錦糸町にあるタイ古式マッサージ店、ファーサイの訪問レポートである。
世間ではポケモンGOが日本での配信開始以来、良くも悪くも色々とニュースになっている。流行り物には余り興味が無い私だったがゲームボーイ版のポケットモンスターは学生時代にそこそこやっていたのもあって懐かしくなり思わず手を出してしまった。
マスコミでは歩きスマホの危険性や、ポケモンGoに夢中になっての事故やトラブル等を指摘する声もあり色々とネガティブなイメージがあるとは思うのだが、周囲にきっちりと気を配りさえすれば私は物凄く画期的で素晴らしいゲームだと実際にプレイしてみて感じた。
と、言うのも世間一般のソーシャルゲームと違いガチャなんて物は無いし課金せずとも普通に楽しく遊べる、さらには課金アイテムもレベルアップやジムの防衛に成功する事で手に入れる事が可能、一番肝心なのはとにかく街に出て自らの足を動かすことなのだ。
最近運動不足だと感じていた私は何か運動をするきっかけが欲しかった、そんな私にポケモンGOは見事にマッチング、お陰で22日のポケモンGo導入からはや数日で私は既に34.8キロをも歩いている(ゲーム内計測)ゲームを楽しみながら運動不足も解消出来るとは有り難い限りだ、私は先日のソシャゲの件もそうなのだが一度ゲームにハマってしまうと熱中してしまうタイプなのでよっぽどじゃなければゲームには手を出さないようにしている。
最初は私のような中年男性が往来でスマホ片手にゲームに興じるのはいささか恥ずかしい部分もあったのだが、ふたを開けてみれば老若男女がそこらじゅうでやっているのもあり思った程気恥ずかしさは無い、そもそも私が高校生だった頃、近所の書店でエロ本を購入した際店主らしきおじさんに「君、カワイイ顔してこんなのを読むんだねえ」とニヤニヤしながら言われたり、店主の奥様らしきおばさんに「こういう本は子供には売れません」と断られたりした経験に比べればこの程度の恥ずかしさ等些細な事だ。
私と同様に運動不足を感じている皆様には是非ともやってみて頂きたいゲームである、勿論歩きスマホは自分自身の身の危険及び他人への迷惑も考えて絶対にしてはいけない。ポケモンGoは別に画面等見なくても近くにポケモンが居ればバイブが振動して教えてくれるのでそれを感じたらきちんと立ち止まり、邪魔にならない場所まで退避してからスマホを開くのがスマートな遊び方である。
この日私はインターネットの記事で「錦糸公園でポケモンを大量に捕まえられる」と言う情報を手に入れて錦糸公園に来ていた。公園に行ってみるともう夜だと言うのに物凄い数の人で溢れていた。若い方が当然ながら大多数だが、私と同年代の方や私より年上だろうと思しき方の姿も見かける。
そして公園内のポケストップは常にどこかがルアーモジュール使用中で桜の花びらが舞っており、釣りで言うならば本当に入れ食いと言う表現がぴったり来るような状態であった。とは言っても半数以上がゲームのポケモンでも手に入れやすかったポッポだった、ただしポッポはピジョンに進化させ易い為、経験値稼ぎに有効なポケモンなのでこれはこれで有り難い。タマゴを使用して複数体を一気に進化させるのが一番効率が良いとネットの記事で読んだのでもう少し集まったらやってみようと思う。
さて、かなり前置きが長くなってしまったが、錦糸町と言えばタイマッサージである。ポケモンGOのお陰で歩きつかれた私はどこかに入って癒されたいと強く感じていた。先ほどからポケモンGOの為だけに使用していたスマホを久しぶりにそれ以外の用途で使用しお店を探す、そしてこちらのお店を本日の訪問先に選んだのだ。
錦糸町にしては値段設定が高い
そこが私には引っかかっていた、周辺の店の相場位は当然リサーチしているだろう。その上でこの価格設定にしたのであればなんらかの形ではあるだろうと踏んだのだ。
店は錦糸町駅からすぐの雑居ビル3Fである、2Fにもなんだか胡散臭いマッサージ屋が入っていたので少しそちらも気になるが今回は初志貫徹と言うことで3Fに行く事に。
店に入ると案の定な感じの熟に出迎えられる、ママさんだろうか?椅子に案内されてメニューを見せられる、私はリサーチとばかりにメニューの一番高いコースと普通のオイルコースについての違いを聞いて見るたのだが、それはどうやら悪手だったようで私が何か探っていると逆に怪しまれてしまったのかHPの説明通りの事を言って逆に普通のオイルコースを薦めて来た。
これはまずい
と、感じた私は普通のオイルコースを頼むか、それともその下のコースにするか脳内で数秒ではあるが悩んだ。その結果「マママさんに警戒されても施術スペースなら2人っきりなのだからもし何かあるにしてもボディーランゲージでどうにかなるのでは無いか。」と言う答えにたどり着き高いコースを選んだ。
支払いを終えスペースへと通される、カーテン仕切りの良くある作り、他に客が居ないのが幸いだったが他客が居たら会話すらままならないだろう。ママさんにそのまま用意をしてシャワーに行くように言われる、もしかしたら彼女はママでは無くそのまま担当なのだろうか?いや店には他の人間の気配がある、彼女がもしもママであれば他の方が担当なのだろうとか色々考えつつシャワーへと向かった。
先日のナムチャイに比べればとても快適にシャワーで身体を流す事が出来た、もっともあそこより酷いシャワールームを探すほうが難しい位なので当たり前ではある。シャワーを終え布団に戻りうつ伏せになって待っていると嬢が入って来た。案の定先ほどの方はママさんらしくやってきたのはママさんよりも若いであろう、それでも一般には熟・・・いや、この位の歳の方に熟等と言ったら怒るであろうデリケートな年齢とおぼしき細身の方が入って来た。
そんな彼女にしばらくされるがままになってみる、店内がカーテン仕切りの為他に客が居なくてもママさんにも会話は聞こえるだろうと思うと若干会話もしずらい。そしてこの子はやけに指圧の時間が多く私の好みの施術方法では無かった。ただしオイルの時間になるととても私好みの施術、彼女の指先が時折かすめる仰向けを期待させるような手つきだった。さらにはポケモンGOのお陰で純粋に足が疲れていたのもあってとても気持ちよかった。
お陰で背面の上半身のマッサージをして貰っている時に「早く仰向けと言ってくれ」等と脳内が煩悩で一杯になっていた、そして待望の仰向けになるとやはり彼女の施術はこちらも私好みですっかり私は元気になった。
そんな様子を見て彼女は微笑むと特にやりとりも無く普通に初まった、嬉しい瞬間である。
ただし逆に彼女の防御力はかなり高く、そこはとても残念だったが大人しく彼女に身を任せスッキリして終了した。最初からスッキリ込みで考えたら周辺の相場と同等位なのだから面倒な交渉ごとが嫌いな方には良いお店だろうと思う。
マッサージを受けたら再び錦糸公園に戻って少しポケモンを集めてから帰ろう等と考えて居たのだが、マッサージを受けさらにスッキリまでした私の体はお休みモードに入ってしまったらしく、そんな気力が無くなっていた為そのまま帰宅する事にした。