赤羽にあるサボテンに訪問した時のレポートである。
赤羽は一応東京都だと言うのに雰囲気が埼玉っぽい、埼玉との県境にあるのだから当たり前と言えば当たり前なのだが歩いているだけで都内とはなんとなく空気感が違うように感じてしまう。とは言っても神奈川とのほぼ県境に位置している蒲田とは雰囲気が似通っているので県境、23区とは言っても東京の外れに位置するような場所はどこもそんな雰囲気なのだろう。なのでこの場合は埼玉っぽいと言うよりは東京っぽくないと言い換えるのが適切なのだろうとは思う。
駅からは結構な距離がある、恐らく雨の日だったら間違いなく行こうとは思わない位の距離だろう。もっとも少し歩いた先にある商店街のアーケードに入ってしまえば傘を差して歩く距離はそこまで長くは無いのだが。
商店街のアーケードを歩きながらなんとなく私は蒲田に来ているような錯覚を覚えた、蒲田にもサンライズと言うアーケード付の商店街があり、街の雰囲気がリンクしたからである。
ほぼ迷わず無事に店へと辿りつく、ドアを開けると予想通りなスタッフに出迎えられた。
店内はお世辞にもインテリアに気を使っているとは言いがたいが、私にとっては慣れ親しんだ雰囲気である為にいつもの通りと言った感じだ。
先ほどの出迎えてくださったスタッフよりもさらにベテランっぽい雰囲気の方が担当となった。
促されてアカスリ室へと向かい淡々と施術を受けた。
会話は皆無だ。
マッサージもやはり淡々とした感じだ、指圧、蒸しタオル、足踏みと滞り無く進んだ。全く会話が無いが無理して会話するのは苦痛である為に私も特に話しかけようとはしなかった。
終始そんな感じだったのもあり、普通の感覚をお持ちの方にとっては間違いなくハズレだと感じるお店であろう。
今回の件だけに限って言えば私としてはお薦めしかねるお店である。