神田にあるリラクゼーション店、上海パンダ堂に訪問した時のレポートである。
ここ一週間程私はインフルエンザにて床に臥せっていた、40℃近い熱が出ており医者に行くのも一苦労であった。老人の方がインフルエンザで亡くなったりしてしまうのも納得が行く位に初日は辛かった。こういう時一人暮らしの辛さが身に染みる、冷蔵庫に食材も無く、食欲は無くとも薬を飲む為に何か胃には入れないといけない。
しかしお粥すら作る気力が無かった私は医者に行ったついでに菓子パンとポカリスエットを大量に買い込み、2日程はお腹が空いたら布団から手を伸ばしその2つをつまむと言う生活を送っていた。
一応は治ったと思うのだが、未だに咳と鼻水は残っている。もしも嬢に移してしまったら大変なのでエステに行くのはもう少し先になるだろう。
さて、店名及びHPがなかなか凝っているエステ激戦区神田に店を構えるこちらの上海パンダ堂、この手のエステ店にしてはブログやツイッターもやっておりインターネットでの集客に力を入れているのが伺える。
普通だったらやる気のあるお店だと一見感じるのだが、少しネタバラシをしてしまうと、訪問後私は逆にこのお店がインターネットに力を入れるのはリピーター率が恐らくは余り高く無いからなのでは無いか?そんな風に勘繰ってしまうような結果に終わったお店だった。
店は駅から直ぐの雑居ビルである、昔より神田は摘発もあったりでエステ店の数は減っているような印象がある。
何度か訪問した事のある某店が以前は普通にスッキりがあったのにも関わらずある日突然「ジブンデ」と嬢に言われて面食らったのを思い出した、その後ほど無くしてそのお店は無くなってしまった。今思えばあのお店も裏ではきっと色々あったのだろう。
さて、こちらのお店はそれなりに小奇麗にしてあり、この手のエステ店は清潔感に不安があると言う方もこちらだったら恐らく大丈夫なのでは無いだろうかと思う。
そんな事を書いていたらふと昔上野にあった某マンション系のヘルスを思い出した。そちらのお店は出張もやっているのだがプレイルームとしてマンションも借りておりプレイルームが開いていればそちらでプレイ可能だった。
受付なんて物は無くそのままプレイルームに通され、床に敷いてある布団に座り女の子が来るのを待っていたのだが、ふと布団に目をやると布団にウェーブのかかった毛が大量に付着しているのに気が付いた。
エステ店でも酷い店だとオイルが垂れるであろう腰の部分にだけタオルを敷いてあとはそのままと言うようなお店もあるのだが、その店はそれすらなく最低でも1日はシーツをそのままにしているのだろう。
前の客がくんずほぐれつしたそのままの場所、下手すれば・・・いや、ほぼ確実に前の客の何かがそのシーツには付着しているだろう。プレイ前から少し気分がゲンナリしたのだが、そこで5000円程追加してラブホテルに移動してのプレイをするのは少々お金が惜しかった為に「どうせ最後にシャワー浴びるし」等と考え、結局その布団でプレイをした。ある意味ではそれのお陰で衛生的には耐性が私についたような気がする。
咳をしすぎて腹筋が痛い、咳と言うのは体力を結構使うようで老人が咳で肋骨を骨折するのも頷けるなと思いつつ本題に戻らせて頂きたいと思う。
私についたのは「若い」それしか褒める所が無いような女性であった。もう1つ無理矢理褒めるとすれば体系が普通であると言う所位であろうか。
愛想も余り良くなく、マッサージも洗体もお世辞にも上手だと言って上げられるレベルでは無かった、それでも一生懸命やってくれるのであれば私には嬉しく思える位なのだが、流れ作業的な物を感じてしまった。
私は彼女のマッサージを受けながら工場でベルトコンベアに乗って流れている部品になったような気分を感じていた。
寛容度もほぼ皆無である、軽く手を伸ばしただけで避けられてしまった。「ツギキタトキ」を彼女は繰り返して居たのだが、逆の立場になったら次があると思えるのだろうか?いや、彼女も私がまた来るなんて思っていないだろう、単に「ヤメロ」と言うよりは使いやすいからそう言っている気がする。
スッキリに関してもそんな状況でさらには私が望むような形では無かった為「それはしたくない」とこちらからお断りしたのだが、店を出た後に虚無感に襲われた。素直にチャンタイ辺りに行っておけば良かったと言う思いが彼女のマッサージを受けている最中に何度も頭をよぎった。
そして結局私はチャンタイにはしごしたのである、こちらでは下手するとパンダ堂で出てきた女性の2倍位の年齢なのでは無いかと言う女性が出てきたのだが、私はそちらでは満足して店を出る事が出来た。
熟でも平気な方であればチャンタイはスッキリ方面で言えばオススメ出来るお店である。ただし熟が苦手な方にとっては間違いなく駄目なお店であろう。