王子にあるタイ古式マッサージ店、チャーミングの訪問レポートである。
こちらのお店はオープン当初から気にはなっていたのだが、如何せん小岩や錦糸町辺りの料金になれてしまった私には少しばかり高く感じてしまうので足が遠のいてしまった。
よしんばサービスがあった所でタイマッサージの場合3枚のチケット提示が必要になる場合が殆どで、オイルに60分で入ったとしても8000円+チケット3枚ではCPが悪すぎるのだ。
しかし久しぶりにHPを見てみたらキャンペーンやらで70分7000円になっており、これだったら行っても良いだろうと私の心がゴーサインを出した為訪問してみる事にしたのだ。
お店は王子駅北口より徒歩30秒程、それにしても北口でも出る方向によって街の景観がガラリと変わるのにはびっくりする。
私が王子に来たのはもう何年振りだろうか、もう店名すら思い出せないのだが2回目以降の再来店じゃないと選べないVIPコースがある撫子エステに訪問して以来だ。
1回目の訪問で若くて話しやすい子がつき、この子で是非VIPコースを体験してみたいと感じた私は珍しく同じ子を指名予約して再訪したのだ。
しかし王子駅まで来て確認の電話をした所、手違いでその子に客がついてしまったと待ち時間を告げられた。
撫子店の場合こういうのは嬢からNGが出たからなんて場合もあるのだが、前回の訪問の際に無難な話題のみの会話&一切何もオイタをせずだったのでさすがにそれは無いだろう(多分)恐らくは本当に手違いだったのだろうと思う。
代わりに別の子でどうでしょうと言われたのだが、私は今回その子だから再訪したのであって別の子相手にと言う気にはなれなかった(さらに言うと残っていた嬢は掲示板等で評判が悪い子だったのもあって絶対に避けたかった)為、もうこの店に来る事は無いなと思いつつも「判りました、また今度にします」と告げ電話を切った。
結局そのお店のVIPコースは未経験のまま終わったので、どんな事をしてくれたのかは謎のままである。
少々前置きが長くなってしまったが、王子と言えば私にとってそんな苦い思い出のある街なのだ。
店舗のある古いビルの階段を登る、このビルはHPにも書いてあるのだが少々変わった作りになっている為に恐らく私同様初訪の方は少し戸惑うかもしれない。
そういえば昔京急蒲田の商店街の中にバラと言う店が短期間だけ営業していた(JR蒲田の方とは全くの無関係)のだがそこのビルもかなり特殊な作りだったのを思い出した、こういう不思議な空間と言うのは私にとってはワクワクするポイントである。
店名通りチャーミングな女性が出迎えてくれるかと期待してドアを開ける・・・
私にとっては十分チャーミングだが恐らく一般的にはそう思われる事は少ないであろう方が出迎えてくれた。
そんな彼女に案内されてメニュー選択、最初に決めていた通りに70分をセレクト、部屋へと通される。入り口カーテン横は壁の良くあるタイプの作りだ。
ただまだオープンしてそんなに経っていないのもあり店舗の外観のような場末臭さは殆ど無い。
シャワーの後にうつ伏せから開始、私の担当となった方はかなり肉感的な体型だったのだが、そんな彼女の肉体から受ける印象の通りに力強いマッサージだった。
ただし際どさに関してはいまひとつ、もう少し踏み込んだ部分に手を伸ばして頂けると私は嬉しい。ただそれはあくまで私の不埒な願望、肝心のマッサージが問題ないのだからそれは高望みしすぎと言う奴である。
彼女の雰囲気から多分お誘いはあるだろうと言う気はしていたのだが案の定仰向けになると早々にチケットのお誘いを頂く、もう少し周りを攻めて貰ってこちらが堪らなくなった頃合を見てからやって貰えると有難いのだがまあそれも仕方ない。
承諾した所、多少の焦らしの後彼女はすぐにこちらを仕留める手つきへと変わった。3枚の別チケットを支払ってそんな味気ない終わり方をするのはかなり勿体ないので私も反撃を試みる。
上は直接触れる事が可能だった、下は布の上までと言った感じでそれ以上はNGを出されてしまった。ある意味ではスタンダードな寛容度である。
特に盛り上がる事も無いが、別段外したなと思う訳でも無い、そんな感じで終了した。
悪いお店でも嬢でもなかったが、特に印象に残る物も無かったのも有り多分再訪はしないだろう、私が次に王子を訪れるのは何年後になるだろうか?そんな事を考えながら私は帰路についた。