武里

武里 バンタイ

武里 バンタイ

武里 バンタイ

武里にあるタイ古式マッサージ店、バンタイの訪問レポートである。

タイマッサージ店のHPは専門の業者が居るのだろうと思うのだが大半の店で同じようなテンプレートのHPになっている、しかしこのお店のHPは良く言えばレトロ、正直に言えば古臭い。

2000年前半位のインターネットがやっと一般にも浸透しはじめた辺りの時代に素人がホームページビルダーで作ったような雰囲気である。

私もその頃にプロバイダからオマケでホームページスペースを貰ったのをきっかけにホームページビルダーを買ってホームページ作成に勤しんだ経験がある。

しかしHTMLどころか、それを簡略化してくれるホームページビルダーすら使いこなせないズブの素人だった私には碌な物が作れずすぐに飽きてしまった。

あの頃に比べたら現在ではワードプレスで誰でもそれなりに見栄えの良いサイトが作れるのだから良い時代になった。

ワードプレスの場合、無料のテンプレートでもそれなりなのだがさらに有料のテンプレートを使うと本当にプロが作っているかのような見栄えのサイトになったりする。

私も有料のテンプレートを買おうか定期的に悩んでいるのだが、一回のマッサージ代程度の金額なのにも関わらず、そういう文化が無いのもあっていつも躊躇った挙句結局買わずじまいになってしまう。

そう言えばパチスロにハマってた頃の私は、パチスロには平気で1万円を入れていたにも関わらず、コンビニの弁当は100円値段が違うだけでどちらにするか悩んだりしていた。

きっとそれと似たような物なのだろう。

 

そんなノスタルジーを感じさせるHPを見てこのお店に興味を持った私は、とりあえずこちらのお店の情報を軽く調べてみた。

するとどうやらスッキリはプラス3枚のチケットであるらしいと言う情報を得る事が出来た。

普通の方なら安心して訪問出来る要素になるのだろうが、天邪鬼な私は逆にそんな情報を仕入れてしまうとワクワク感が薄れてしまい若干テンションは下がってしまった。

しかしスカイツリーラインで竹ノ塚より先に行った事が無い私は(うっかり急行に乗ってしまい竹ノ塚を乗り過ごしてしまったた場合を除く)たまには少し足を伸ばして全く知らない土地に行ってみるのも良いだろうと考え行ってみる事にしたのだ。

武里駅に下りた私は「あのHP・・・この町並にピッタリだ」なんて感情が自然と沸いてしまった。

武里駅前は私がまだ若かりし頃・・・いや、まだ子供だった頃を思い出すような風景が広がっていた。

駅前の雑居ビルは少なく見積もっても平成初期、恐らくは昭和の頃から建って居たような雰囲気である。入っているテナントの看板もそんな時代を感じさせるようなレトロな物もかなり含まれていた。

そんな光景を眺めていたら一瞬タイムスリップをしたような気分になった、まだ可能性が無限に広がっていたあの頃を思い出す度、自分が物凄く無駄な時間の多い人生を歩んでしまったのでは無いかと、少し悲しい気分になる事が最近たまにある。

そしてそんな気分になると同時に自分が年を取ったのを実感する。そろそろフォークソングを聞いたらしっくり来る年齢なのかもしれないが、生憎私はその手のジャンルに興味が無い。

お店は駅から徒歩1分も掛からないすぐの場所、店の向かいにはやはり昭和臭が物凄く漂っているボウリング場があった。多分だが20年位前にもきっとこのボウリング場はこの場所に建っていたのだろうと思われる。

せんとくんのパチ物みたいなキャラが描かれたドアを開けると案の定熟した女性に出迎えられる、すぐに入れるかを聞くとオフコースとの事だった、店内は外観同様良く言えばアットホーム、悪く言えば生活感が感じられるような雰囲気だった。

無難に60分コースを選択、やはり地方だからか若干だが錦糸町等よりは料金設定は高めである。

支払いを終え施術部屋へと通される、一応横は壁仕切りだが上は筒抜けの良くあるタイプである。

シャワーを浴びるか聞かれたので当然承諾、さすがに汗ばむ季節にシャワーを浴びずにオイルマッサージを受けるのは嬢にも悪い。

やはりレトロなシャワールームにて身を清め部屋へと戻る、うつ伏せからの施術開始、担当は先ほど出迎えてくれた女性であった。後で知ったのだがやはり彼女がママだった。

ママだけあって実に手つきが手馴れている、ただしこなれすぎていて少し物足りなさを私は感じてしまった。そしてママだからか余り際どい部分は攻めてこずうつ伏せで私が元気になる事は無かった。

今までの私が行ったタイマッサージ店で、うつ伏せでのソノ気にさせる施術が一番上手だったのは間違いなく小岩のサクンナだろう、次点で錦糸町チェンマイのママ辺りだろうか?

ただし褒めておいてあれだが、サクンナはあれだけ際どく攻め立てて来たのにも関わらずセルフサービスだったのと店内の環境が余り良く無いのもあって最初に訪問して以来再訪はしていない。

仰向けになると足の付け根辺りを押すが、それでも私は気分が乗らずにそこは無反応であった。

今思い返せば、この時2つ隣の部屋には先客がおりそちらの方がどうやら常連だったようで嬢と色々と会話をしながら施術を受けていた、多分それが大分影響していたのだろう。

私はトイレでも後ろに人の気配があるとなかなかオシッコが出なくなってしまうタイプなのだ。

そんな情けない状態でも普通に3枚チケットのお誘いはあった、折角なので承諾。

彼女は特に情熱的な手技と言う感じでもなく淡々と上下するのみであった、ただしガードポジションでは無く横に来てやってくれたのでとりあえず手を伸ばす。

進入までは可だったがそれ以上は拒否されてしまった為、彼女の豊かな部分を視認する事は出来ずに終わった。

上でそんなだったので下もポンポンとタッチする程度にとどまった、大分不完全燃焼気味だがとりあえずスッキリ、その後はシャワーを浴びて終了である。

帰りにポイントカードを渡されたのだが、武里駅前の昭和な風景以外は特に印象に残る物が無かった為、この店どころか武里と言う地域にすら再訪する可能性はほぼ無さそうである。

ただし店が近い方はアットホームな雰囲気含めて常連になるととても居心地の良い店かもしれない。

 

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