押上

押上リラクゼーション

閉店弊店店舗のサムネイル

閉店弊店店舗のサムネイル

押上・東京スカイツリー駅にあるリラクゼーション桜の訪問レポートである。

以前「花」と言う店名で営業していた時からこちらのお店は気になっていた、紹介写真や宣伝文句を見ると「いかにもナイトネット」と言った感じである。

今回押上で降りてしまった為に店まではかなりの距離があった、店に行く途中にスカイツリー駅の入り口を発見し、帰りはこちらから帰ろうと固く心に決めた。

道すがらペッパーランチを見つけた、普通に若い女性が食事をしている風景になんとなく違和感を覚えてしまう。

もう過去の話で、あの事件の事を知らない若い子も多いのだし、別にペッパーランチが会社として起こした訳では無く数人の従業員による個人的な犯行なのだから私の思考回路の方がおかしいのは重々承知なのだが、私はあの事件以来ペッパーランチには入る気がしない。

そんな事を考えながら歩いていたらやっとこさ店にたどり着いた。

店はどう見積もっても平成初期・・・いや、下手すれば昭和からあっただろうと言うような古びたマンションである。古びたマンションだけにやはり老朽化しているのだろう、大規模修繕のお知らせなんてのがエレベーターには貼ってあった。きっとリノベーションとやらをされてもう少しは綺麗に生まれ変わるのだろうと思われる。

店のチャイムを鳴らすと普通にインターホンで応答される、すぐ入れるかと聞いて見ると大丈夫なようで少ししてガチャリとドアが開き従業員の方と御対面、その瞬間に私の胸は高鳴った。

 

そこには物凄く貫禄と迫力のある女性が立っていた。

恐らくHPで一際存在感を放っているあの女性なのだろう、宣伝文句に偽りは無かった。

このマンションは外装だけでなく店内の作りも古めかしかった、今時のマンションではまずありえないような部屋の作りである。そんな古めかしさと薄暗い照明の相乗効果で店内には場末で妖しげな雰囲気が物凄く漂っていた。

彼女に案内されて入ってすぐの椅子に座らされる、メニューなんてものは出てこず何分にするかを聞かれた私はとりあえず90分と答えて料金を支払った。支払い後すぐさま部屋へと通される。

彼女がやってくれるのかと思ったら部屋には別の女性が待っていてその方が担当になった。正直出迎えてくれた彼女にやって貰いたかったのだが、それを笑顔で僕を迎えてくれた彼女に告げる勇気と度胸は私には無く、そのまま受け入れるしか無かった。

全体的な迫力は先程出迎えてくれた方には遠く及ばない方だったが、良い点を上げるとすれば恐らくは先程の方よりは大分若いであろうと言う事だろうか。過ぎ去った物を悔いていても仕方が無い、こうして前向きに思考を切り替えて行くのはエステに限らずいかなる場合においても重要なのだ。

部屋でいつものように準備をし風呂へと案内される、どうやら洗体はあるようだ。

風呂の作りがこれまた昭和である、バリアフリーなんて言葉がまだ無かった時代の遺物、普通の人でも少々入りづらいだろうと言うのが用意に想像出来るような高い位置まである浴槽が入ってすぐに私の目を引いた。

そして奥まで入ってクルリと体を返し入り口の方に向くとさらに私の目を惹く物があった。

入り口真横に便器がある、しかも仕切りも何も無く本当にそのままだ。「これだけスペースがあって何故わざわざユニットバスにしたのだろう?」こんな疑問を以前三軒茶屋のエステ店でも感じたのを思い出した。古い物件の間取りと言うのはなかなかにカオスであるが、今のある意味画一化されてしまったような物件の間取りと違って面白いと感じる方も居るのでは無いだろうか。

風呂場では風邪の予防に本来は用いられる奴を口に含まされた後に念入りに洗われた。洗っている最中「この店は初めてか」と聞かれた為に、私は「何度か来た事がある」と嘘をついた。基本的にこの手のお店で正直に初めてだと答えても得になる事は余り無いからだ。

ただしこの嘘はたまにバレて突っ込まれたりする事もある諸刃の剣である、嬢がかなりの古株もしくはママさんのような存在の方だった場合は正直に「初めてだ」と答えて置いた方が良い場合もあるのでご注意頂きたい。

そんな私の回答が店のシステムは承知していると言う印象を嬢に与えてしまったのがいけなかったのか、私の下半身の一番敏感な部分を洗いながらとても直接的なお誘いを頂いた。正直最初からそんなお誘いをされると私は萎えてしまう、もう少し駆け引きを楽しみたいからである。

とりあえず「後で考えるよ」とお茶を濁そうとしたのだが、彼女にはこちらの意図は伝わらず再びどうする?と決断を迫られた。その時私は失敗したなと感じた、彼女の申し出を受けるにしろ断るにしろ90分と言う時間は長すぎる、60分で全てが事足りるからだ。

そこで私は一計を案じた、60分コースへの変更でその申し出を受けるのはどうだろうか?と、彼女に提案をしてみた。しかしそんな一計は彼女にとってみれば日常的であり、客からそんな申し出を受けるのは初めてじゃないのだろう、彼女も手馴れた感じでその申し出を受け入れた。しかも60分コース+彼女のお誘いでは90分コースの金額を若干超えてしまうのだが、そちらも時間を50分に短縮すると言う条件で90分コースの金額にて決着がついた。

彼女の応対を見ていて、どうやらその辺の価格設定に関しては物凄くきっちりと店として決められているのだと感じた。洗体を終えて部屋に戻る、彼女は先程の受付の女性にそれの報告をしにいった。どうやら彼女がママさん的な立場なのだろう。

その後は彼女は姿を消し、少しして戻ってくると後はお誘い通りの施術で終了した。

それなりにノリの良い方だったので一昔前の大塚や西日暮里辺りのお店よりは楽しかったのだが、やはり最初からお誘いをされてしまうと盛り上がりには欠けてしまう。

帰り際に出迎えてくれた方が見送ってくれた、やはりママさん的な立場の方なのだろう。

この手のお店は一回行ってしまうと全てのネタバラシをされてしまったような気分になってドキドキせず、さらにはCPの面でも悪い部類に属する為に私はもう行く事は無いお店だろうが、もしも熟した方が苦手で無ければ一度あの出迎えてくれたママさんらしき女性の迫力は一度間近で見て欲しい、お薦めはしないが逆にやめておけとも言う気にはならない、そんなお店である。

 

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