小岩

小岩 サクンナ

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小岩にあるタイ古式マッサージ店、サクンナの訪問レポートである。

この日も私はポケモンの巣を周り相当な距離を歩いていた、そちらの模様はポケモンの巣訪問レポートに書いているので興味のある方だけ読んで頂ければ幸いである。

ポケモンの巣を周るようになり、ポケモンの巣の後にエステと言う行動パターンが増えた私は、どうせならそちらのレポートも書いてみたいと思っていたのだが、ブログに2つのジャンルの記事が混在するのは訪問された方を困惑させてしまうだろうし、何より自分の美意識としても嫌だったのでずっと躊躇していた。しかし色々調べてみた所、特定のカテゴリーだけトップページから表示を除外出来る事が判り今回その対応をした上でそちらのレポート記事も配信する事にしたのである。

それに伴い、先程何故ブログの方向性を変えてしまったのかと訪問者の方より苦言を頂いたのだが、トップページ及び地域別ページにはポケモン関連の記事は表示されないようにしてある為、今まで通りのエステメインのブログであり方向性は全く変わっていないのでその方にはご安心頂きたい。

ミスタードーナツが飲茶をはじめた時のような物だとご理解頂ければ幸いである。

ただし未だに提供を続けているミスタードーナツの飲茶と違い、マクドナルドが昔やっていたマックチャオはその後程なくして提供を終了した。恐らくは私もポケモンを全て集め終えたら新機能実装までは熱も冷めるだろうから例えとして出すならばマックチャオの方が適切のような気はするのだが、如何せんマックチャオを世間の殆どの方が忘れているだろうからやはり例に出すならミスタードーナツで良かったのだ。

 

数時間に渡るウォーキングもどきの末に私は小岩駅前に到着した。思えば小岩に来るのも久しぶりである。さてどこに行こうかと駅周辺を少し歩いて周る。小岩の場合店舗数に対し健全店である確率はかなり高い、むしろスッキリを求めるのならタイマッサージと言うジャンルにおいては余りお薦め出来ない地域ではあるのだ。

一応スッキリ出来る小岩のタイマッサージ店は知っているのだが、なんとなく食指が動かない、むしろ健全で終わったとしても全く知らない店の方が良い。歩き疲れもあってかスッキリが絶対に必要だと言う気分では無かった私はとりあえず知らない店に入ってみようと決めた。

歩いていると以前ポーラパーだった場所にサクンナと言うお店があるのを発見する、すぐ横にある元はバンコックだったお店もパリタと言うお店になっているようだがそれは後日小岩のタイマッサージ店を色々調べてる時に発見した為、この時は知らなかった。とりあえず疲れていたのもあり、そして新たな発見をしたと言う達成感もありサクンナへと迷わず私は入店した。

店に入ると背は小柄だが体格の良い熟に出迎えられる、ママさんだろうか?と思いながら私は案内されるままに椅子へと座る。店内は相変わらず狭い、そしてどうやら先客がいらっしゃるようである。

恐らくこれでは会話もままならないだろうなと思い、オイル60分で様子を見る事にした。部屋は壁仕切りの入り口カーテンと言うよくあるタイプ、そして施術スペースはおそらく3つあるのだがコの字型に無理矢理スペースを作っていた。店舗が狭いので苦肉の策なのだろう。

手早く用意をしシャワーを浴び部屋へと戻る、例のアレの着用は無かったが、恐らくスッキリは無いタイプの店だろうと思い純粋にマッサージを受けようと心に決めてうつぶせになった。

軽い指圧の後足からのオイル、際どい手つきだけでも楽しみたいとそんな風に感じながらもウトウトとしていたのだが、予想以上に際どい部分まで手が伸びウトウトが吹き飛んでしまった。

「そうそうコレだよコレ!」と私が心の中で歓喜する位に、理想のような手つきであった。お構いなしに手が伸びてくる。そんな彼女の手つきにすぐさま私のソレは歓喜を具体的に表すような形状になった。

中国系エステにおける際どさと違い、あくまで一生懸命マッサージしていたら手が当たってしまったと言う感じだ、私はこの大胆ながらも自然なタイ系の際どさがとても好きなのである。

純粋なマッサージの技術も彼女は申し分無かった、ただ撫でるだけの若い中国エステの嬢が行うようなオイルとはレベルが段違い。さらには際どさも申し分無く久しぶりに良いお店を見つけたと感じていた、そして仰向けの声が掛かるのをクリスマス一週間前の子供のような気分で待ち焦がれていた。

肩や手のマッサージも申し分ない技術である、60分と言う短時間ながらもしっかりやって頂いている。もっともタイマッサージ店の場合中国系のお店と違いシャワー等の時間は施術時間に含まれないので、体感時間的には中国エステで90分コースを受けるのとそう大差は無いのだ。

上半身を経ていよいよ仰向けの声が掛かる、私は全力で跳ねるように仰向けになりたい位の気分だったのだが、そんな期待していた様子を見せるのは気恥ずかしいのでゆっくりと仰向けになった。

そして仰向けでの足のオイルが始まる。

サッカーに例えるならばペナルティーエリア内にも果敢に攻め込んで来るようなアグレッシブな手つきである。さらには彼女はボールを鷲掴みすると言う暴挙に出た。サッカーならばハンドであるが、むしろこれは嬉しい反則である。

しかし嬉しくはあるのだが、逆にそこで私は少しだけ冷めてしまった。前述の通りにあくまで施術の際にそこに邪魔な物があるからと言った感じでタッチされるのが私は好きなのだが、彼女のそのハンドにより反応させようとしてやっているのだと感じてしまったからなのだ。

その手つきで有りそうだと感じたが、恐らくはタイマッサージ店では定番のスリーピースサインを提示されるのだろうと先が読めてしまい肉体は高らかに反応しているのだが精神的にはピークは越えてしまったのだ。後はいつ彼女がそんなサインを出してくるのかを待つのみでそれ以上のサプライズは無いのだから。

しかし彼女がその後私に提示したジェスチャーはスリーピースでは無かった。

彼女は私のソレにオイルを振り掛けると私の手を取りそれに導いた、それはスリーピースよりも、そして何も無いよりも私にとっては最悪とも言える展開である。つまりは自分で自分と戯れろと言う事だ。

そんな展開でも交渉次第でなんとかなる場合は多々あるので一応私は彼女にお願いをしてみたのだが、彼女はお願いして見ても首を縦には振らなかった。当然すぐに私は肉体的にも精神的にも完全に撃沈しそのまま時間一杯終了となってしまった。

もしかしたら今では珍しいが再訪するとスッキリ出来るようなシステムのお店かもしれない、ただ私は自分で自分と遊ぶよう促してくるお店が一番苦手である、それだったら私が幾ら反応していても嬢は無反応で最初から最後まで何も無いような展開の方がずっと良い。

正直な感想を述べると後半の自分と戯れるような誘導が無ければ間違いなく再訪したお店だろう、環境の悪さを差し引いても彼女のマッサージの技術及び大胆さは申し分無かったからだ。しかし「良いお店を発見した」と言う前半の喜びと自分遊びを提案された時の後半の落ち込みの気分の落差で私はもう再訪しようとは思えなくなってしまった。

ただ冷静に今思えば隣に他のお客さんが居たのも多いに関係していた、隣に誰も居なければ普通に「いやそれはしないから、それならば普通にマッサージをしてください」と彼女に伝えれば良いだけの話なのだから。

そんな事を書きながら考えていると前半の彼女の手つきに再び心惹かれてまた再訪したくなってきた、恐らく数ヶ月間は開くだろうがもう1回位は行きそうな気がする。

 

-小岩
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