青砥

青砥 縁

青砥 縁

青砥 縁
青戸にある泡洗体リラクゼーション縁に訪問した時のレポートである。

青砥どころか私は京成線に乗るのが久しぶりであった、20代前半の頃に付き合っていた女性が京成線沿線に住んでいたのだが恐らくその時以来であるような気がする。都内で生活している方でも外回りの営業もしくは電車に乗るのが趣味の方でも無い限り、乗った事の無い路線がいくつかあるのでは無いだろうか?

初めて降りる青砥駅前は下町と言った雰囲気であった、事前にこちらのお店に目星はつけていたのだがとりあえず駅付近を散策してみた。するとすぐに「癒し&空間OASIS」及び「癒しの森」と言う2店を発見、癒しの森に関してはHPがあったのだがOASISに関してはHPすら無さそうである。ただし外観から受ける雰囲気はどうみても癒しの森の方が怪しげだ。もし今回のお店がハズレだった場合ついでにそちらにも寄ってみようと思いつつ私は当所の予定通りに縁へと向かった。

駅からすぐにある縁の入っているビルにはもう一件、Relax Salonと言うマッサージ店が入っているようだが、こちらはホットペッパービューティーにも掲載されており、恐らくは女性客メインのお店だろうと判断。多分こちらは訪れなくても良いだろうと考えつつエレベーターでフロアへと上がる。こちらのフロアにはネイルサロンも入っていた、住居よりはこのようにテナントとして使用している方の方が多いのだろう、上野のアルベルゴのような雰囲気を少し感じる。

 

 

チャイムを押すと中から出てきたのは良く言えば真面目そう、悪く言えば色気の無いぽっちゃりとした女性であった。ソファーに通されメニューを選ぶ、HPにはオススメと書いてある意味深なコースがあり、そのコースの値段が120分だと18000円なのに90分だと1300円と記載されている。13000円の誤植なのだろうとは気づいていたのだがそこが気になって今回のお店に目星をつけた大きな理由だったのだが、店内のメニュー表には記載が無い。

一応それについて聞いてみるのだが彼女は日本語が余り上手では無いようで上手く回答出来ないようだった、仕方が無いので普通の洗体コースを選択した。

部屋は普通のマンションの一室をカーテンで区切ったタイプである、隣も施術部屋なのかと最初は思ったのだが、どうやら隣は物置のように使っているっぽかった。つまりは完全個室と一応考えても良さそうだ、そしてマンションタイプには珍しく穴開きのマッサージベッドが置いてあった。

用意をして洗体ルームへと向かい身体を洗って頂いたのだが、彼女は見た目どおりに恐らく真面目な性格なのだろう、雑な嬢であれば平気で使い回しのスポンジで体をゴシゴシと洗うのも珍しく無いのだが、丁寧に泡立て、その泡をハンドで私の全身へと伸ばしていく、そんな彼女の様子を見ているとマッサージは期待出来そうな気がした。

しかし、ここで私のテンションが急下降する出来事があった。

それは

「私の一番触れて欲しい部分には一切ノータッチ」

で洗体が終了してしまった事である。

あのHPとコース設定で無いのかと私は愕然としてしまった。本来ならばここで「そこは洗ってくれないのか?」「もしかしてここは無いのか?」と直球で聞き、無いと回答があればコース変更して差額を返金して貰うのがベストなのかもしれないが、それは私にとって無粋な行為だと感じてしまうし折角来たのだから「毒を食らわば皿まで」無かったとしても最後まで見守ろうと内心では既にがっかりしていたのだがこのまま成り行きに任せる事にした。

それにしてもある意味では一番綺麗に洗ってほしい部分だけを洗って貰えないのはがっかりするのもそうだが、普通に気持ちが悪い。せめて後は自分でと言って先に出ておいてくれたほうがマシだ。

少々不快に思いつつ部屋へと戻りうつ伏せからのスタートである、まずは指圧からだがこれが予想外に上手であった。「上手ですね」と素直に感想を告げると彼女は少し嬉しそうに「中国でマッサージの勉強をした」と言っていた、恐らくそれは本当なのだろうと感じられる程に彼女の腕は悪く無かった。

先程の洗体では物凄くがっかりしていたのだが、これだったらスッキリが無くても満足・・・とまではさすがに行かないが納得はして帰れそうだと少しだけ気分はマシになった。

その後のオイルでもしっかりとリンパをほぐしてくれる、中国系のお店でここまできっちりオイルマッサージを受けたのは久しぶりだ。ただオイルを体に塗りこんでいるだけようなお店も少なくないのだが彼女のはしっかりとマッサージをしているのが判る。

オイルが終わるとレンジでチンしたタオルを持ってきて背中にかぶせ、さらにその上に布団をかぶせて暫く指圧されるのだが、正直これに関しては薄手のタオルだった事もありすぐにタオルが冷たくなってしまって寒さに震えながら我慢するような事態になってしまった。

下方面へのオイルマッサージでも何かありそうな雰囲気を感じるような施術は一切無く「本当にこの店は無さそうだ」とソッチに関しては諦め彼女の技術を堪能しようと思考回路を真面目モードに完全に切り替えた所で仰向けの声がかかった。

仰向けでは体にかけていたタオルを下だけめくられフルオープン状態で足の付け根をマッサージされるが、私が完全に真面目モードになっていたのと、彼女のお手つきも本当に揉んでいる感じだったので一切反応せず。

「延長コールが来てもこれだったら断れるな」

この時点で私はそっちを警戒していたのもあって真面目モードな思考回路になっていた。時間ギリギリになって際どいところを揉み延長を打診してくるようなお店は近年ではかなり減ったのだが、私は昔からそういう姿勢のお店は好きでは無い。

そんな事を考えて居たのだが、その後彼女は無反応な私のそれに直接オイルを振り掛けたかと思うといきなりの直接攻撃がはじまった。

普通ならば嬉しいサプライズなのかもしれないが、彼女の場合マッサージは上手でもそういう雰囲気作りは彼女の見た目の通りに下手であった。完全に真面目なマッサージを受けるモードになっていた私は普通に面食らってしまった。

単調なソレを受けても物理的には反応をしても精神的には全く反応をせずである。とりあえず彼女に手を伸ばしてみるが寛容度は予想していた通りに皆無であり、服上をソフトの時点で「くすぐったい」と逃げられた為、色んな意味ですぐに「もう無理だ」と悟った。

すぐに彼女に中止を告げ後はシャワーに行き終了である。彼女の寛容度が低そうなのは雰囲気から判っていたので仕方ないとは思うのだが、そっちがあるのであれば洗体でもきちんと洗うべきだとその点に関しては少々不愉快な気分であった。

もしも彼女に再訪するのであればただのオイルコースで健全な技術を味わいたいと思うのだが、彼女が会話の中で「ここのお店は女の子によって全然マッサージの方法が違う」と言っていた為、別の嬢だと全く違う感想を持つお店に変貌するかもしれない・・・・最もそれはこの店に限らずこの手のマッサージ店では当たり前なのだが。

 

ちなみにHPのスタッフ写真は全てどこかから拾ってきただけの者であろう、どんなに修正したとしても彼女の顔が元になりそうな嬢は居なかった。

 

-青砥
-,

© 2023 マッサージレポ.jp