西新井 楽園

西新井 楽園

西新井 楽園

西新井にある楽園と言う名のマッサージ店…と、呼ぶのは少々違うようなそんなお店の訪問レポートである。

この日私は呆然と西新井の駅前に立ち尽くして居た。本当は竹ノ塚に行こうと思っていたのだが、急行は竹ノ塚に止まらないのを忘れていたのである。

各駅停車に乗り換える為に手前の西新井で降りたのだが、もしかしたら西新井の駅前にも何か他にあるんじゃないかと探究心が沸いてしまい、予定を変更して西新井駅前を探索してみる事にした。

西新井駅で降りるのは以前ハッピータイランドに行った時以来である。ハッピータイランドがある東口の方はその時に少し散策したので今回は逆側から探索してみる事にした。

駅を降りてすぐ右側に飲み屋街のような通りがあり、そちらへ誘い込まれるように歩いていくとすぐに、前方の方に怪しげで薄汚れた「健康マッサージ」と書かれた看板が目に飛び込んできたのだ。あまりにあっけなく未知なるお店に出会ってしまったので少々拍子抜けする。

さすがにいきなりそこに入るのは味気ないので手前の十字路を左折しもう少し歩いてみた。すぐ近くにチューリップと言うお店も発見したが、そちらはスマホで検索してみるとどうやら健全なお店のようであったのでスルーする事にした。少しうろうろした結果、やはりさっきのお店に行ってみる事にした。

遠くからは健康マッサージと言う看板だったが、ビルの下においてある看板には楽園と書いてあった。どちらも3Fと書いてあったので恐らくは同じお店なのだろう。どうやらエレベーターも無さそうなので階段で3Fへと上がる。ドアの両脇に盛り塩がしてあった。

なんだっただろうか、元々宿場町の人が自分の宿に客が泊まってくれるようにと牛車の牛を自分の宿の前で立ち止まらせる為に牛が塩分補給する為の塩を置いたのが盛り塩と言う風習の始まりだったとかどっかで読んだことがある。とてもうろ覚えであるので間違っているかもしれないが、文章を書く手を止めて調べるのが面倒だった為そのまま書く事にした。

 

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ここは普通のマンションなのだろうか?階段を上がるとさながら普通のマンションのような感じだったのだが、店のドアの前には堂々と看板が掲げてある。これだけ堂々と看板を構えていて近隣住民の方とはトラブルにならないのかと少し不思議に感じながらもチャイムを押した。

怪しげな看板の雰囲気から察するに魑魅魍魎のような歴戦の熟した女性が出てくる物だと思っていた、しかしドアが開くと出迎えてくれたのは確かに熟ではあったが、色気のある小奇麗な熟で少々びっくりした。

やけに愛想良く手を引かれて中に通される、ボッタクリ系の店の可能性もかなり高いとその愛想の良さに不穏な空気を感じた私は、何か危険を感じたら即座に帰ろうと、心の中で身構えつつ中へと入って行った。予想していたよりも店は広い、そして全体的に薄暗い。

ソファーに座らされメニューを見せられる。6000円の指圧コースと8000円のオイルコースの2種類のみメニューには記載があった。この値段だったら何かあってもどうせ追加だろうと考えた私はとりあえず相手の出方を伺う為に、6000円の一番安いコースを選択した。

すると彼女は「それ普通のマッサージだけど良いの?」と聞いてきた。下の8000円のコースだと何が違うのかと聞いてみると「そっちは普通のオイルマッサージ」だと言う。じゃあさっきのコースで良いよと返答する私に「スペシャルコースがある」と彼女は告げる。

なるほど、追加じゃなくてそういうシステムなのかと私は納得する。そちらの値段を聞いてみると彼女は「60分一万五千円」だと言う。高い、よし帰ろうと私は心の中でそう呟き行動に移そうとした。しかし彼女も商売上手である「40分だと一万円」最初に高い方のコース料金をつげ、40分コースを安く見せる手法である。

その時点でそういう店なのだと私は確信した、であれば40分だろうと60分だろうと恐らくは1回スッキリしたら終わりにされる場合が殆どだろうから40分1万円であればまあ標準価格である。しかし、この手の店で油断しては行けないと思った私は何があるかをママらしきその熟に問いかけた。

この色気のある熟とであれば1万円でも良いだろうと思った、しかしきっちりと聞いておかないと「キモチイイ」だけではそれが何を指すかははっきりとは判らない、きちんと確認せずにそんな曖昧な言葉だけで了承してしまった場合、スッキリにはさらに追加が必要だと言われてしまう可能性がある為に慎重にならざるを得ない。これはお金の為だけでなく私自信が精神的にも気持ちよく店を後にする為に重要な問いかけなのだ。

すると熟は最初は濁していたが、意を決したかのように口には出さない物のジェスチャーで示してくれた、私は安心したのもあり了承をする。

私はてっきり彼女が相手をしてくれる物とばかり思っていたが、どうやら彼女のその後の口ぶりからすると別に相手をする女の子は居るようだ。

「しまった、やられたかもしれない」

そんな風に私は感じた、この色気のある熟は単に客引きで、奥に行くととんでもないのが出てくるパターンなのかもしれないと。

しかしそんな不安はすぐに解消された、案内された部屋に立っていたのは少なくともがっかりするような容姿では無かったからである。

部屋の照明がピンクで薄暗いので大分補正はされているのだろうが、見た感じ若い子である。しかも太ったりしていない。下手をすればそこらの日本のそういう店で出てくる子よりも可愛い位である。

そんな彼女に案内されシャワーへと向かう、私はかなり気分が高揚した状態でシャワーへと向かった。しかもしっかりと手を繋いでの案内である。そういえば最近そんなコミュニケーションを取ってくれる嬢に当たった記憶がない。久しぶりだと妙に嬉しく感じる物である。

その手の店だと彼女も一緒に入ってきて洗ってくれる場合が多いのだが彼女は私をシャワーに押し込むとドアを開けて出て行ってしまった。また少し私は不安に感じる。もしかしてさっきのは嘘だったのかと。貴重品袋は有りシャワー室内に持ち込んでいる為に、荷物が漁られている心配は無いのが幸いである。もしも部屋に置きっぱなしの店だったら気が気じゃ無いだろう。

部屋に戻りさてどうなるのかと不安に思ったのもつかの間、どうやら変わりばんこシステムらしく、それを告げると彼女は用意をして部屋から出て行った。

 

ここで私は完全に安心する事が出来た。

 

そして戻ってきた彼女と楽しい時間を過ごした、彼女の性格が良かったのもあるだろうが私は精神的にも肉体的にも満足出来たのである。まさかこんな所でこんな子に出会えるとは意外であった。

詳しい内容についてはお茶を濁させて頂くが、大人しく竹ノ塚に行っていたら出会わなかったであろうお店、そんな偶然により訪問したお店でこの結末は大当たりと言っても良いと思えた。

ただし私の性格上、何があるか判らない状況だったのが大いに今回の満足感と関係している訳で、最初からこの展開があると判っている現在では進んで再訪するかどうか微妙な所である。

 

     
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