皆さん、おはようございます。あるいはお疲れ様でございましょうか。
こんな時間に何をしているのかって?もちろん、懐かしの4号機パチスロ「オオガメラ」について語りたくて仕方ないのですよ。
コーヒーを片手に、この怪獣スロットの魅力に迫ってみましょう、どうぞお付き合いくださいませ。
オオガメラの概要
さて、「オオガメラ」とは一体何者か。2001年5月にロデオ(サミー傘下)からリリースされたパチスロ4号機で、映画でお馴染みの怪獣「ガメラ」をモチーフにしたAタイプの名機でございます。
4号機時代といえば、パチスロ界が狂乱の黄金期を迎えていた頃。爆裂AT機がホールを席巻する中で、この「オオガメラ」はAタイプながらBIGの獲得枚数の多さや機械割の高さ等で存在感を放ち、多くのスロッターを虜にしました。
基本スペックを軽くおさらいしておきましょう。ビッグボーナス(BIG)は最大711枚で平均獲得枚数は650枚、レギュラーボーナス(REG)は127枚という、大量獲得機らしい優秀な枚数。
リール配列はオーソドックスな3リールで、初心者でも扱いやすいシンプルさが特徴です。しかし、この機種の真骨頂はなんといってもその「機械割」にあります。
設定1で104.4%、設定6に至っては143.1%(諸説あり)という、驚異的な甘さが売りだったのです。いやはや、設定1でも勝てる可能性があるなんて、今の6号機時代では考えられませんね。
演出面では、まだパチスロに液晶が搭載されて間もない頃だった為に今見ると演出は簡素でしたが、だからこそアツい演出はシンプルに熱く、当時のプレイヤーに「あぁ、これぞパチスロ!」という興奮を与えてくれました。
オオガメラは「ガメラ」のマイナーチェンジバージョン的な後継機として発売されあた機種で、前作と比べると液晶が少し大きくなましたが、機械割的な面では逆ハサミ打ちで通常Gを消化した際の機械割が若干下げられました。
ただし高設定の機械割に関しては殆ど変化が無く1日打てば万枚も狙える、むしろ爆裂AT機よりも平均出玉は高かったりでイベント時には真っ先に埋まる事も珍しく無い位の人気でした。
オオガメラの解析情報
ボーナス確率と機械割
設定1: BIG 1/439.8、REG 1/873.8、合成 1/292.6、機械割 104.4%
設定2: BIG 1/414.8、REG 1/809.1、合成 1/274.2、機械割 108.0%
設定3: BIG 1/383.3、REG 1/736.4、合成 1/252.1、機械割 112.1%
設定4: BIG 1/348.6、REG 1/697.2、合成 1/232.4、機械割 119.1%
設定5: BIG 1/293.9、REG 1/574.9、合成 1/194.5、機械割 132.1%
設定6: BIG 1/238.3、REG 1/478.4、合成 1/159.1、機械割 143.1%
技術介入要素:逆ハサミ打ち
オオガメラがスロッターから好まれた理由の1つに「低設定でも甘い」と言う物があります。
特に「逆ハサミ打ち」が鍵を握ります。通常、左リールから順に止めるのが一般的ですが、オオガメラでは右リールから停止させることで、小役(チェリーやベル)を効率的に揃えられるのです。これにより、ボーナス非当選時のコイン持ちが大幅に改善。具体的には、フル攻略で設定1でも機械割が104%を超えると言われています。
やり方はこうです:
最初に右リール枠内に赤7を狙う、下段に7が停止場合は左リール枠内にチェリーを目押し、ギロンがテンパイしたら中リールにギロンを狙いハズれればボーナス。
その他の停止型は、全て左→中の順にフリー打ちでOK。
(※液晶バトル中はボーナス成立後も7が中段に停止するので注意)
リーチ目と演出
リーチ目もオオガメラの楽しみのひとつ。代表的なものは「右リール下段に赤7停止+中リール中段ベル停止」など、シンプルながらも分かりやすいものが多いです。また、ドット演出では「ガメラ対ギャオス」のバトルが展開され、ギャオスを倒せばボーナス確定という熱い流れが待っています。演出の信頼度はそこそこ高く、特に「火を噴くガメラ」が登場するとテンションが上がったものです。
天井とゾーン
天井は存在せず、純粋なAタイプらしい仕様。ただし、コイン持ちが良いため、深追いしても致命傷になりにくい設計は好印象です。ゾーン狙いのような現代的な立ち回りは不要で、ひたすら打ち込むスタイルが主流でした。
オオガメラの世間からの評判
さて、オオガメラの世間での評判はどうだったのか。
まず、ポジティブな声から。「設定1でも機械割104%って何?神台じゃん!」という意見が多かったです。実際、等価交換のホールなら、技術さえあれば負ける方が難しいレベル。スロプロやセミプロにとっては、まさに「飯の種」だったわけです。「朝から晩までオオガメラに張り付いてたわ」という常連さんの声もよく耳にしました。安定して勝てる台として、特に堅実派の紳士たちに愛された一台でした。
一方で、ネガティブな意見も。「BIG確率が重すぎて辛い」「AT機みたいな派手さがない」と、爆裂機に慣れたプレイヤーからは物足りなさを指摘されることも。確かに、北斗の拳や吉宗のような万枚マシンと比べると、出玉のインパクトは控えめです。でも、そこがオオガメラの魅力でもあるんですよね。派手さよりも、じっくり腰を据えて楽しむ「大人の遊び」ができる台だったのです。
ネット上の掲示板でも話題に上ることが多く、「6確で7枚交換でも勝てた」「甘いけど地味すぎて飽きる」といった声が飛び交っていました。。
オオガメラに纏わる小話
小話その1:おじさんの逆ハサミ伝説
ある日、近所のホールで見た光景。60代くらいのおじさんが、オオガメラの前で黙々と逆ハサミを決めていました。隣で打っていた若者が「そんな打ち方意味ないっすよ」と笑いものにしたところ、おじさんは無言でコインを積み上げ続け、最終的に5000枚オーバー。帰り際に「若造、技術ってのはこうやって磨くんだよ」と一言。いやはや、紳士の貫禄を見せつけられた瞬間でした。
小話その2:REG地獄の悲劇
友人の話ですが、ある日「設定6確定」と豪語してオオガメラを打ち始めた彼。確かにBIGはポンポン引けるものの、その間にREGが10連発。「ギャオスに呪われた!」と嘆きながら、彼はその日5000円負けで退散。甘い台でも運が絡むのがパチスロの面白いところですね。
小話その3:怪獣愛の誤算
オオガメラの演出が好きすぎて、わざわざガメラのフィギュアを手に持って打つ猛者がいたとか。「ガメラが勝つと俺も勝つ!」と意気込んでいたそうですが、結局その日は5000円負け。「ギャオス強すぎだろ」と肩を落とす姿に、周囲は笑いを堪えきれなかったそうです。
オオガメラの実機プレイ動画
【オオガメラ】簡単目押しなのに甘すぎた大量獲得Aタイプの神台
【パチスロ実機配信】オオガメラ【設定6】
まとめ
さて、長々と語ってまいりましたが、オオガメラとは一体何だったのか。それは、パチスロ4号機時代における「安定と技術の結晶」と呼べる一台だったのではないでしょうか。爆裂機が華々しくホールに君臨する中、ひっそりと、しかし確実にプレイヤーの懐を支えた名機。設定1でも勝てる甘さ、逆ハサミで魅せる技術介入、そしてガメラらしい怪獣バトルの演出。どれを取っても、当時のスロッターにとって忘れられない存在です。
今となってはホールで見ることはできませんが、その魂は僕らの記憶の中で生き続けています。もし、現代にオオガメラが復活したら?きっとまた、紳士的な立ち回りでコツコツ勝利を重ねるプレイヤーが現れることでしょう。
最後に一言。オオガメラよ、君は僕らに「勝つ喜び」と「技術の誇り」を教えてくれた。ありがとう。そして、またいつか会えたらいいな。コーヒーも冷めてしまったので、これにてお開きとさせていただきます。皆さんも素敵な一日を!
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