店名:サヤームリラックス
場所:金町
金町と言う場所に来たのは私はこの時が初めてであった、当然目的はこのお店に訪れる為である。
初めて降り立った金町駅前、私は初めて来る街はちょっと散歩もしてみる事が多いのだがそこまで大きな駅でも無いにも関わらず両方の駅前にマクドナルドがあるのが印象的であった。
そんなマクドナルドを真似したのか、やっぱり駅を挟んで両側にガイア系列のパチンコ屋、Aionとサイバーが建っていた。そして今回訪れたお店はサイバーの隣の雑居ビルにて営業をしている。
さらにサイバーの向かいにはやはり大手チェーンであるダイナムがあり、なんとなくそこにこの街らしさを感じたりもした。エレベーターで店舗のあるフロアにのぼり入店する、店内は小奇麗で場末感は全く無かった。
私は訪問前からHPにスタッフの写真を一切載せていないのから察するに、とんでもないのが出てくるのも覚悟はしていたのだが、迎えてくれたのはお店の雰囲気どおりに小奇麗な方だった。
私はこちらのお店のコース内容に素敵な3文字が含まれているのを発見し訪問したのだが、彼女の雰囲気から察するに余り期待は出来なさそうな気がした。
さらには初めてかと聞かれ正直に初めてだと答えてしまったのも災いしたのだろうか、シャワーへ向かう私に彼女はこの手のお店でガッカリする瞬間の1つに数えられるであろう、紙で出来た例の物を手渡してきたのである。
その時点で私の目的は素直にマッサージを堪能して帰るに変更となってしまった。
ただ、最近私は自分に対し「それで良いのか?」と自問自答する事が多い。私の場合はよほど家に近く、さらにはマッサージが高レベルで無ければ再訪する可能性は殆ど無いのである。
であれば早々に店や相手の雰囲気、紙Pの有無だけで早々にあきらめるのでは無く、時にはこちらからアクションを起こしてみるべきなのでは無いかと。
そもそも安定してそっちが欲しいのであれば最初からもっと直接的なお店に行けばいいのだし、それでなくともそっちがあるのは確定しているマッサージ屋なんて都内にはそれこそ数百店舗レベルであるだろう。
そんな中であるか無いか判らないようなお店にあえて飛び込んでいるのだからむしろただ黙って出されるものを堪能するのでは無く、むしろこちらから与える位の意気込みで行かなければならないのでは無いか。
そんな事を彼女のマッサージを受けながらずっと考えていたのだが、如何せん彼女はおしゃべりでも無い為会話が盛り上がることも無く、そしてマッサージ自体も際どさに欠け、仰向けで多少反応した私にも無反応だった為付け入る隙が無かった。
彼女に対してアクションを起こしたら本気で怒られそうな気がしたので結局何もアクションは起こせずに終わってしまった。
マッサージは普通に気持ちよかったのだが、あの3文字がありなおかつそこそこ高めの料金だったにも関わらずこれではさすがに再訪しようとは思えない。
もしかしたら2回目で変化が起きるのかもしれないが、そんな期待が持てそうなお店には正直見えなかった。