
こちらのお店、ナイトネットで初めて目にした時から気になっていた。ある意味では物凄く直球な店名なのだが、だとしたら料金が安すぎる。60分3980円と言う料金設定では恐らく何かがあったとしてもきっと追加なのだろうと言う予想はしていた。
そんなある意味では結果が判りきってしまっている為に心のどこかで気にはなっていたとしてもなんとなく訪問する気が起きなかったのだが、ひょんな事からこのお店に訪問する事となった。
ここ最近ポケモンGoにすっかりハマってしまっている私は以前とは比べ物にならない程auショップに行く機会が増えた、と言うのはポケモンGOを起動しっぱなしにしていると物凄い勢いで電池が減るからである。今これを書いている私はモバイルバッテリーを購入したのも有りその問題は大幅に解消されたのだが、このお店に訪問した時にはまだ導入しておらず、この時も私はスマホの充電があと少しで切れてしまうと言うような状態でさてどうしたものかと頭を捻った挙句に一挙両得な案を閃いた。
スマホの充電をしている間にマッサージを受ければ良い
こちらのお店であればどうせ何かあるにしても追加だろうし、無かったとしても60分3980円で済むのだからこういう状態の時の選択肢としては現在私が気になっているお店の中では最も良いセレクトだと考えたのである。
しかし残念ながら検索してみた所神保町にはどうやらauショップが無いようだ、一番近いのは水道橋のauショップである。この程度の距離であれば大した事は無い、連日のポケモンGo生活で歩く事にすっかり慣れてしまった私は水道橋のauショップに携帯を預けて神保町まで歩く事に決めた。水道橋から神保町までは10分程度だろう、60分マッサージを受けて戻ると充電も良い感じに溜まっているだろう。
水道橋から神保町は思ったよりも近く感じた、もっともそもそもの距離がそれほど無いのだから当たり前ではあるのだが。店は神保町駅からはすぐ、靖国通り沿いにある雑居ビルの地下である。路面に看板も出ており迷う事はほぼ無いだろう、店の外観は健全っぽいのだが地下に降りると言うのはなんとなく淫靡と言うかアンダーグラウンドな世界に足を踏み入れるような感覚になる。緊張と高揚の入り混じった感情を抱きつつ私は店へと入って行った。
出迎えてくれたのは愛想の良い熟した女性、他にお客さんは居ないようですんなりと案内される。店内は全く淫靡な感じはせず、そこらのマッサージ屋と言った感じの雰囲気である。彼女が一般的な施術服だったのも有り、店名は釣りだったかと少しだけがっかりした。
とは言ってもそれも予想はしていた上で訪問したのだからマッサージを堪能しようと気持ちを切り替え、初志貫徹とばかりに60分オイルをお願いする。どうやらシャワー等は無いようでそのまま用意をするとT字タイプの余りありがたく無い物を手渡される。これでトランクスタイプだったらほぼ完全なる絶望だったのだが、T字なのがわずかに私の望みを繋いだ。
穴開きベッドにうつ伏せになるとまずは指圧からのスタート、腕前は悪くは無いし真面目にやってくれていた。しばらくしてオイルへと移行、中国系のエステだとオイルはただ身体にオイルを塗っているだけなんて店が多いのだが、こちらもマッサージとしてしっかりオイルでほぐしてくれていた。これで3980円なら悪く無い、この時点で私はもうソチラへの期待は完全にしててマッサージを受けようと言う気分になっていた。
しかし、オイルマッサージを一通りするとエステ系の店に良くある周辺をサワサワする施術へと切り替わった。その手つきに再び期待が高まる。ただ、長年の経験上このまま面倒を見てくれる事はまず無いだろう、「延長しますか?」もしくは「追加で」のどちらかの台詞が仰向け後に彼女から発せられるだろうと予想した。
そこまで考えるとなんだか少し冷めてしまうのだが、
私のそんな予想は「半分だけ」当たっていた。
仰向けでは同様の展開で、予想が当たってしまったのもあり脳内は殆ど興奮していなかった私のソレは大して形状を変える事は無かった。それが原因かは判らないが彼女の口から私が予想した言葉が発せられる事は無かったのである。そしてそのまま終了を告げられてしまった。
しかし彼女の手つきや雰囲気から恐らくはあるのだろうとも予想はついていた私は「無いの?」と握手のお誘いをこちらからしてみる事にした、すると案の定別にチケットが必要とのお答えを頂く。もしかしたら彼女自身は自発的には誘わず客からそういう打診があった時にだけそういう提示をするようにしているのかもしれない。
その後はスッキリして終了、熟した方だけあってそれなりに寛容でCP的にも精神的にもそれなりに満足の行く結果に終わった。熟した方が好きな方には悪く無いお店なのだろうと思う。
ただしチラっと聞いた所によると本来男の先生も居るお店のような事を言っていた為、もしその方が居る場合は本当に健全で終わる可能性もあるかもしれないので行く前に電話確認等された方が無難である。
そして私はまた水道橋まで歩いて戻りスマホを受け取って帰宅した、その後auショップに行くのが面倒になったので結局モバイルバッテリーを購入、スマホの充電の残量を余り気にする事無くプレイが出来るようになり現在ではとても快適だ。
もし私のように流行に乗せられてポケモンGoに手を出してしまった方にはモバイルバッテリーの導入を是非お薦めしたい。