店名:健康ハウス
場所:森下
ナイトネットに掲載されていたお店である。私はこのお店に訪問するまで店名が「森下健康ハウス」だと思っていた、実際ナイトネットのHPにも森下健康ハウスと記載されているのでそう思ってしまうのも無理は無いと思うのだ。
しかし実際にお店に訪問してみると看板には「健康ハウス」と書いてあるのでそちらが恐らくは正式名称である。森下と言う土地は全く訪れた事が無かった、今回が初めてである。
少し頑張れば歩ける距離にブルーボトルコーヒーの日本第一号店で話題になった清澄白川がある。私はコーヒーにそこまでこだわりが無いのでそこまで興味は無いのだが機会があれば行ってみたいとは思う、現在では青山にも店舗がありそちらの方が行き易いのでそちらに行く可能性の方が高そうだ。
「ブルーボトル日本開店おめでとう。西海岸で飲む、いつもの味。僕にとって新鮮みがないことが、成功の証だと思う。 」
と、識者が語るその西海岸の味を私も是非一度は堪能してみたい物である。
さて、今回訪れた健康ハウスはそんなブルーボトルコーヒーのオシャレな雰囲気とは無縁どころかむしろ真逆である。外観は街の整体院と言った感じだ、店内は思ったより綺麗ではあるがやはりこちらも街の整体院と行った感じだ。
しかし、逆に出迎えてくれたママさんは歳はそれなりに行っているが、恐らく彼女を見た方の8割位が美人だと表現するような方だろうと思う。熟女・・・とまでは行かない位の年齢の方だが、健康ハウスと店名につけるだけありしっかり節制をしていそうなスタイルだ。
こちらのお店にはアカスリもあるのだが、アカスリとオイルを両方つけてしまうと健全に終わった場合に少々手痛い出費となってしまうので今回はオイルコースのみを選択した。カーテン仕切りの保健室タイプな施術スペースに案内され紙Pを手渡される。
マッサージ自体はとても気持ちの良い物だったが、私がナイトネット掲載店に期待するような雰囲気は全くなかった。そしてそんな雰囲気通りに際どさも殆ど無いPTAの方にも安心して推奨出来るような施術が時間一杯続いた。
アカスリをつけていたら、そしてどんなお店でも積極的にそちらの方向へ持っていこうと言うアグレッシブなタイプの方だったら少し違った結果になっていたのかもしれないが、私にはそこまでのアグレッシブさは無い為にお行儀良く大人しく彼女の施術を受けた。
この記事を作成する為に改めてお店の情報を調べたらホットペッパービューティー等にも広告を掲載し、女性客へも積極的にアプローチしているタイプの店舗だった事が判明した。そんなお店にそういう方面を期待して行く事がそもそも間違いだったのである。
ただし、ナイトネットを閲覧するタイプの人間がそういう方面を全く期待していない訳が無いので今回は店の戦略にまんまと引っかかってしまったという事だろう。
ナイトネットは色んな方向に良くも悪くも想像と異なる事が少なくない。その為よっぽどのギャンブラーで案ければナイトネット掲載はオススメが出来ないのだが、少年時代にマガジン等の最終ページにある通販広告を見て実際に注文した経験がある私のようなタイプの人間だったらきっとどんな結果になったとしてもそれなりに過程を楽しめるんじゃないだろうか?
マッサージ店とは呼べないような店から、本当の意味でのマッサージ店までごった煮のように掲載されているのがナイトネットの魅力でもあるのだ。