川崎にあるタイ古式マッサージ店、ヌワンジャンの訪問レポートである。
すっかり寒くなった、通勤途中に吐く息が白くなると「ああ今年も本格的に冬が始まったな」等と感じる、私は冬が嫌いである。
基本的に寒がりの私は、冬に朝布団から出るのが億劫で仕方が無いのだ。もっとも大半の方が冬の目覚めに同様の思いを感じているだろうから何も私に限った事では無いのだろうと思うが。
さらにはエステ系のお店の中でもタイマッサージに好んで行く私にはそちらの意味でも冬は余り有り難く無い季節なのだ。
と、言うのも中国系や韓国系エステでは冬場でも店内に暖房を利かせて冬場でも客からの目を考えて薄着であるお店が多いのだが、タイマッサージ店の多くは冬場になると普通に厚着になってしまう。
勿論タイマッサージ店でも中国や韓国系の店と同様に客の事を考えて薄着にしている店もあるのだが、私が好むような場末のマッサージ店で嬢が冬場にそんな格好をしている可能性は低い。
夏場に真面目にマッサージをして貰ってる時、不意に嬢の一番デリケートな部分に薄布越しに触れてしまうなんてシチュエーションが私は好物なのだが、冬場は良くてタイツもしくはレギンス越し、悪ければ完全にズボンを履いてしまっているのでそんなラッキーに遭遇する確率がほぼ皆無になってしまう。
冬は松任谷由実の「春よ、来い」を口ずさみながら、暖かくなる日を日々心待ちにするのが毎年恒例の私の冬の過ごし方だ。
さて、エステで言えば不毛地帯な川崎にタイマッサージの新店が出来ていたので訪問してみた。
以前から川崎にタイマッサージ店は数店舗あったのだが、訪問してみた結果どれも健全なお店であった、そもそも中国系のマッサージ店も大体が健全・・・いや、際どい所までは攻めて延長を促すもスッキリは無いようなそんなお店ばかりで、私が知る限りでは川崎でスッキリがあるのはラゾーナ近くにある店舗のみである。
もっと川崎には確実にスッキリ出来るようなお風呂屋さんは多数ある訳だし、エステでスッキリを求めるのであれば電車で3分あれば行ける隣の蒲田駅に移動した方が良いだろう。
判っては居るのだが、今回訪問したお店のHPは他店とは少し雰囲気が違うのも有り気になってしまったので訪問して見る事にしたのだ。タイマッサージ店ならスッキリが無かったとしても基本のマッサージが酷いお店にあたる確率は低い訳だしそこまでガッカリする事も無いのだから。
店は川崎駅より徒歩7、8分程、お風呂屋エリアである南町と程近い場所である。近くには4号機時代に1シマ全6なんてイベントで長蛇の列を作っていた有名なパチスロ専門店「タイガー7」があるのだが、今はもう見る影も無いような悲惨な事になっていた。
店内に入るとすぐに先客の靴を目にし、もしかしたら待つのかもしれないと感じた私は、待つならば別の店に行こうと考えた。しかし出迎えてくれた女性に聞いてみると待ち時間無く入れるようで一安心。
メニューを見せられたのでオイルコースの70分で様子見をする、HPには1000円割引と書いてあったがこちらは言わないと適用されないようなのでご注意頂きたい。
いつもならば90分コースを選ぶ事が多いのだがコチラのお店は他の地域よりも価格設定が高めである為、割引無しで90分コースを選んだ場合11000円と言うのは激戦区の価格に慣れてしまっていると少しばかり高く感じてしまう。スッキリがあるか無いか、そしてあったとしてもタイマッサージの場合は高確率で3枚別チケット制の為、それだとCPが悪くとても選ぶ気にはなれない。
支払いを終え施術部屋へと移動する、良くある入り口カーテンの壁仕切りのタイプであった。受付の方がそのまま担当になる、タイマッサージにしては若い方なのだが一般的には若いと表現すると異論が出るような年齢の方であろう、恐らくは30代半ば~後半位だろうか?
準備をしシャワーを案内されるのだが、その際に有り難く無い紙製のアレを手渡されてしまった。まあそうだよなと思いつつ受け取り、シャワーを済ませた後に大人しく着用、この時点でそちらの期待は捨てざるを得なかった。
オイルコースを頼んだのだが、オイル前の指圧が若干長く少々がっかりする。個人的には開始と同時にいきなり足元からオイルを伸ばしてくるあのダイレクト感が好きなのだ。
多少話しかけては見る物のそこまで彼女は日本語が得意では無いようで若干コミュニケーションにつまる事があった。もっとも元々私はマッサージ中にそこまで会話をする方では無いのでそれはそこまで問題は無かったのだが。
際どさに関しても「もう少し来て欲しい」なんて考えが頭に浮かぶ事も無い位の健全な施術であった為、私のそれがピクリとも反応する事は無く最初から最後まで健全に終わる。
あくまで「タイマッサージ」なのだ、エステでも無いのだからしっかり身体のコリをほぐしてくれる以上の事を本来は期待してはいけないのだろう。ただそれにしては激戦区と比べると価格設定が高めなのが残念ではあるのだがそれは地域性があるのだから文句を言うべきじゃないのだ。
川崎と言う地域もあって元々ソチラにはそこまで期待していなかったのもあり「まあこんなもんだよな」と言った感想で終了。マッサージによって身体のコリはほぐれ、気になっていたお店のシステムを知る事が出来たと言う2つの意味ではスッキリ出来たので訪問後の気分としては悪く無い。
その昔川崎もしくは吉原に週1~2で通う生活を3年程続けていたのだが、その反動で今ではその手のお店に全く興味が無くなってしまった。その後中国エステや韓国エステにハマるも、中国エステも今ではさほど興味が持てなくなってしまい、タイマッサージがメインとなっている。
いつかはタイマッサージにも飽きる日が来るのかもしれない。
そうしたら私は本当に趣味が全く無い人間になってしまうのでそれは少し不安なのだが、趣味と言うのは自分が楽しいと感じるから続けるのであって趣味を持とうと楽しくも無いのに続けるのは本末転倒だ。
そうなったらそうなったできっと仕方ないのである。