小岩

小岩 アップル&バナナ

閉店弊店店舗のサムネイル

閉店店舗のサムネイル
店名:アップル&バナナ
場所:小岩

私はこの日、小岩エリアのタイマッサージ屋で未訪問の店を訪れていた。そちらはまた別の日に記事にする予定なのだが雰囲気はあったものの結果的には健全なお店であった。しかし際どさはそれなりに有り、私はこの気持ちをどうにかするべく次なる訪問先を探していたのだった。

以前訪問した事のあるアルフォンス辺りにでも行こうかと考えたのだが、どうせならばまだ未訪問のお店に行きたいと言う欲求に抗えず、こちらのお店に訪問してみる事にしたのだった。

場所は北口エリアの韓国系の料理店が軒を連ねる一角にある雑居ビルの上である。エレベーターにて5Fへと上がる。店舗の入り口を開けるいかにも一癖ありそうな方が出迎えてくれた。

待合室に通されメニューを見せられる、無難に80分コースを選択し料金を支払う。彼女の愛想は余り良くない、しかし別に彼女が相手をするわけでは無いのだから実際の女の子さえ良ければ問題ない。私はこの時そんな事を考えていた。

 

料金を受け取った彼女に少し待つように言われ、本日はどんな女の子が出てくるのだろうか?やはり小岩だから熟なのだろうが愛想さえ良ければまあ良しとしよう。等と物思いに耽っていると彼女が戻ってきた。

戻ってきた彼女の姿を見て私は驚き、そして落胆した。

受付の方が戦闘服に着替えていた。

その意味する所は彼女が本日のお相手だと言う事に他ならないのでる。彼女のビジュアルや熟である事は問題無いのだが対面して金銭をやり取りする短時間の間ですら、私は彼女に対してどちらかと言えば悪い印象を抱いてしまったのである。

そんな相手とこれから楽しい時間が過ごせるだろうか?

恐らくそれはとても難しいだろう。

とは言っても今更「帰るからお金返して」等と言えるような度胸を私は持ち合わせて居ない。あとは淡々と時間まで敗戦処理をするだけである。

彼女の後ろをトボトボと付き従い案内された部屋は極一般的な韓国エステの部屋であった。服を脱ぐように促されその通りにし、洗体ルームへと案内される。

洗体ルームでは一応アカスリをしてくれたのだが、スーパー銭湯等でアカスリを頼むとやってくれるような本格的な物とは程遠く、アカスリタオルで雑に全身をこするのみである。どうやら彼女は愛想だけでなくやる気も余り無いようだ。

仰向けでも同様に全身を雑にこすられる、正直痛いのでやめて欲しいと思った。

愛想の良い人であればうつぶせでこすりながら「痛くないか?」や「たくさん垢が出た」等と話かけてくるものだが

ジュゴンのような彼女は終始無言、私は心の中で呪言を呟く。

こちらから気を使って話しかけようかとも思ったのだが、冷静に考えたら私が気を使って話しかけるのもまたおかしな話であり、そもそも彼女に対してそんな気分にはなれなかった為にこちらもずっと無言であった。

しかしながら私を手でしっかりと洗われてしまえば反応はしてしまうのだから、なんとも悲しい物である。

洗体が終わると部屋に戻り少しの指圧を経て蒸しタオル&足踏みマッサージの定番の流れ。

足踏みも上手な人がやると上手く流れにそって踏んでくれ、痛さはあるが気持ち良さも感じられるのだが、彼女のは本当にただ踏んでいるだけだ。愛想も無く、やる気も無く、技術も無い。見事な位に無い無いづくしの嬢である。

それが終わりシャワー宣言かと思ったら彼女はシャワーにも行かずその場でSPモードになった。シャワー待ちの退屈な時間が無いと考えればこれは人によっては良いと感じるかもしれない。

定番の流れでうつぶせの私に彼女の柔らかい部分が押し付けられる。しかしそれも流れ作業的なのが伝わるので全く楽しくない。仰向けでも上から下に下がっていくが私が申し訳程度に彼女の柔らかな部分に手を伸ばしたら身をよじって拒否をされてしまった。

もう限界だ。

その場で立ち上がり帰宅したい気分になったのだが、彼女がどこまでしてくれるのかを調査したい気持ちもあったので憤怒の感情はとりあえず押し込める事にした。

そんな気分だったので私が全く反応していなかったのも関係はしていると思うが、口でのサービスは周辺含めて何も無かった。ベッドから降りた彼女は横に立ち、私の全く反応していないそれにドレッシングのような物をかけ、アップダウンを始めた。

一応反応をしかけた私、そのあと素股へと以降するのかと思いきや、彼女はどうもそのまま終了させたいようだ。普段であれば素股をお願いするのだが、彼女相手にお願いはしたくなかったので今回は言わなかった。

彼女のバックに手を伸ばす位ではさすがに何も言われなかったが、少しフロント方面へと移動した瞬間に「痛いからやめて」と怒られる。そんな強引なタッチはしていないのにも関わらずだ。

それを聞いた瞬間に私は今度こそ限界を迎えてしまった。

「もういいや、シャワー行く」

どんなに鈍い人間でも私が不快感を感じている事は容易に想像出来る声色で私はそういうと同時に身を起こした。彼女はどんな反応をするかと思ったが「判りマシタ、用意してキマス」と部屋を出ていった。

一応終わりも彼女は洗ってはくれたが、何故か彼女も不快感を感じているような態度だった。

お互い内心では物凄く相手を嫌い会っているのにこんな事をしていると考えると少し面白い。

結局彼女とはまともな会話を全くしていない、酷く棒読みな「アリガトウゴザイマシター」を背に私は店を後にした。

本来ならば物凄く憤慨すべき出来事なのだが、こういうお店の方が記事を作成していると筆が進み、記事作成自体は楽しいのだから皮肉な物である。

-小岩
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