
大森にある中国マッサージ店、スウィートハートの訪問レポートである。
こちらのお店の存在自体は以前から知っており、内容についても大体予想がついていた。大森は昔からこのお店のような直接的なお店が数店舗あった、一番有名なのはツーフルだろう。ただし私はツーフルには一度も訪問した事が無い。
昔2度程ツーフルには訪問を試みた事があったのだが、タイミングが悪いのか2回とも数時間の待ち時間と言われ断念したのである。当時は単純に「流石人気店」と思っていたのだが、冷静に考えると少しおかしな気もする。
と、言うのも2回目に訪問を試みた時には1回目夕方に電話をして数時間と告げられた為に、それならば開店直後に電話をすれば良いのだと確か12:00きっかりに電話をしてみたのである。しかし店員から本日は混んでまして空いてるのが一番早い時間で18:00だと言われてしまった。
もしかしたらそうやって本当に客なのかを厳選しているのかもしれないと私は考えた。だからこそ以前の店名から合算すると10年以上も営業を続けていけているのでは無いのかと。勿論これはただの推測である。幸い大森には同じような直球勝負のお店が何店舗かあったのでツーフルに振られたとしても別の店で本懐を遂げる事は出来た。
昔は蒲田にもその手のお店が何店舗かあったのだが、現在ではおおっぴらには無いような気がする(路上の客引き等でひっそりと営業しているお店はあるようだが)この日私は何も考えずに蒲田に来たのだがいざ蒲田についてスマホでどこに行こうか新店も含めて検索してみるもいまいちピンと来るお店が無かった、そして昔から激戦区ではあったのだがそれにしても蒲田はエステ店が増えすぎている、どれも似たような感じ、そして蒲田と言う土地柄ある程度流れが読めてしまうのもありそそらない。
さらにはその時私はマッサージよりもその後のサービスを重視したい気分になっていたのもあり、少し考えた結果蒲田の駅前から再び駅にとんぼ帰りし電車に乗って大森に行く事にした。直球勝負がしたければ大森の方が確実なのだ。もっとも逆の隣駅である川崎の方がより確実ではあるのだが。
三度目の正直とばかりにツーフルに電話をしてやろうかと一瞬考えたが、二度ある事はと言う言葉を思い出し結局やめてこっちに行く事にした。駅前から電話をし店までの道順を案内して貰う。店は案外駅から近かった、いかにもと言う感じの雑居ビルの上にお店はあった。
店内に入ると男性店員に出迎えられ中に通される、店内もいかにもと言った感じのこの手の店で清潔感は余り無い、ただこの猥雑な感じがこの手の店にはマッチしているような気がした。
料金を支払い少し待つとご案内、対面したのは40代前半位だろうか?くたびれた印象が否めない女性である、連日のハードワークに心身共に疲れているのだろう、彼女を見ていると私がこの手のお店に初めて訪問した時の事を思い出した。
10年程前、私はまだエステなんて物を殆ど知らず、もっと直接的なお店ばかり行っていた。そんな時いつものように情報収集をしていた時にこの手のお店の存在を知った。
「こんな値段でそんなサービスが!?」とカルチャーショックを受けながらも恐い物見たさで西日暮里にあるその手のお店に行ったのだが、今回のお店で出てきたようなくたびれた40代女性に適当なサービスを受け、一応60分と言う時間で入ったにも関わらずスッキリしたら即シャワーを浴びて終了と言った感じで40分もせずに店を追い出され正に「安かろう悪かろう」と言った印象を受けた。
ただ、安いからと言う理由でその後も何度か訪れていると、ビジュアルにこそ難はあれどサービス自体は悪く無い女性にめぐり合ったりし、私はこっちの方が手っ取り早くて良いと思うようになったのである。
ただ、今回ついた女性はニコリともしないので対面した瞬間に私は「ハズレだ」と確信した。その後の流れは恐らく説明せずとも想像がつくだろうと思うので詳しくは書かないが、全て終わった後に私は「やっぱりハズレだった」と思いながら店を後にした。
私はビジュアルに関しては選り好みを殆どしない、さらに価格が価格だけにそこまでサービスを望んでいる訳でも無い、のだがそれ以外の部分で残念な結果に終わってしまった。ただし一応の目的は遂げたのだから余り文句を言い過ぎるのも良くないのかもしれない。