人生とは良くも悪くも予定とおりには行かない物である、この日私は久しぶりにポケモンGOの為に遠征をした。
最後に遠征をしたのは去年の冬に秋葉原へミニリュウ狩りに行って以来の事なので実に3ヶ月振りである。
あの時は経験値倍のイベントもやっていた為レベル上げも兼ねての遠征だったのだが、その時にポケモンGOにおいて1つの節目であるレベル30に到達してしまったのもありすっかりモチベーションが下がってしまった私は、その後殆どポケモンGOをする事は無かった。
しかし先日ついにポケモン金銀に登場するポケモンが追加され再び私のモチベーションは高揚したのである。金銀追加後しばらくは仕事の行き帰り及び近所を回る程度だったのだが、さすがにそれでは金銀全種をコンプリートするのは難しい。
そもそもサニーゴと言うポケモンは日本でも沖縄辺りにしか出現しないので厳密には沖縄にでも行かない限り国内で配信されているポケモンをコンプする事も難しいのだがそこらへんはもう無い物として考えている。
さて、金銀のポケモンが追加され少々ゲームシステムにも変化があった。今回追加されたポケモンの中には特別なアイテムを使わないと進化させられない物が数種類居るのだ。
ヤドキング&ニョロトノへの進化に必要なおうじゃのしるし
ポリゴン2への進化に必要なアップグレード
ハガネール&ハッサムへの進化に必要なメタルコート
キングドラへの進化に必要なりゅうのウロコ
キマワリ&キレイハナへの進化に必要なたいようのいし
上記5種類、このうちたいようのいしは近所のポケストップで一度手に入れたのだが、それ以外のアイテムは未だ未入手である。なんでもこれらのアイテムはポケストップを回した際に各約0.003%、合わせても0.14%程度でしか出現しないそうだ。
つまりこれらを全て手に入れる為には膨大な数のポケストップを回さなければいけないのである。
モンスターボールも枯渇気味だった私はボールの収集も兼ね、都内で一番ポケストップが密集していると以前より噂のあった東京駅~銀座エリアを回る事にした。
アクセス
JR山手線、京浜東北線、中央線等「東京駅」より徒歩すぐ
感想
さて、東京駅に降り立った私は八重洲口から銀座に向かう事にした。
八重洲口周辺にはそれなりにポケストップがあるが実際に降り立ってみると思った程多くない、のっけから若干肩透かし感を味わいつつ銀座方面へと向かった。
ちなみに
開始時点で私が回ったポケストップの数がコチラである、恐らく本気でやり込んでいるような方からすれば大分少ないだろう。
さて、ポケストップを回しながら銀座へと歩いていったのだが、これが思いのほか面白くなかった。と、言うのも先ほども申し上げたようにサーチアプリ等でここらへんを眺めると確かに物凄くポケストップが密集しているように見えるのだが、実際に歩いてみるとアイテム集めには効率があまり良く無かった。
信号待ち等がタイムロスになってしまうのもあり、ポケストップが多めに設置されているような公園を周回した方が効率が良いだろう。
さらにはここらへんのエリアに出現するポケモンはどこにでも沸くような物が殆どで既に入手済の物ばかりだったのも余計に退屈さを助長させていた。
実は今回遠征するに当たって私はこんな企画を考えていた、それは
ポケストップ密集値でハイパーボールを500個集めるのに何時間かかるか
である。
訪れる前の私は完全に取らぬ狸のなんとやらをしており、これだけポケストップが密集してれば4時間もあればきっとその位溜まるだろうなんて甘い事を考えていたのである。
しかし
これが東京駅到着時点での私のモンスターボール所持数である。
そしてアイテム収集を開始して1時間経過時点での所持数は・・・
とてもじゃないが500個なんて数時間で溜まりそうにない、開始して早々にその企画は頓挫してしまった。
銀座に到着するとさすがにポケストップの数はかなりの物だった、ちなみに目の前にあるポケストップ密集値は歌舞伎座である。
ここからポケストップ周りも大分効率は良くなった、最初から銀座で降りれば良かったと少々後悔しつつ歩く。
それにしてもハイソな街だ、私のような下賎な人間には雰囲気が合わず街全体に拒否されているような被害妄想が沸いてきてしまう、もちろんそんな事は無いのだが居心地が悪いのは確かだ。
歩いていたらショータイムがあるキャバレーを見かけた、入り口すぐ横に求人の看板があり月収100万~可と書いてあった。風俗嬢ですらそこそこ人気にならなければその金額は達成出来ないだろうから結構な高待遇である。
ただしプライベートでも踊りの練習等しなければならないだろうからそれを考えると決して楽な仕事とは言えないのだと思う。
どちらにしてもそのような店は私の人生に縁が無いので彼女達の内情を私が知る事は無いのだが。
そんな感じで2時間程経過し、ただポケストップを回してオタチやヤミカラス、イトマル等のどこにでも沸くポケモンをただ捕まえると言う作業に飽き飽きしていた時の事である。
近くにいるポケモンをタップしたら見慣れないシルエットが目に飛び込んで来た。
この丸っこくて愛らしいシルエットは間違いない・・・
ハピナスだ
先日行われたバレンタインイベントでラッキーがそこらじゅうに沸いていた為、既に持っている方かもしれないが野良での遭遇は滅多に見られないレアなポケモンである。
私はバレンタインイベントの期間はインフルエンザで絶賛死にかけており、一切参加が出来なかったのもありハピナス入手は大分先になるだろうと思っていた。
しかしなんとこんな所で遭遇出来るとは・・・
本日初めて私は胸の高鳴りを感じた、サーチアプリを使ったのでは無く、歩いていてたまたま遭遇したのも余計に私の気分を高揚させた一因である。
そして遭遇したハピナスは
かなりの高CPでの出現だった、これは有り難くはあるのだがCPが高い程捕獲しづらくなるのもあり逃げられてしまうリスクも高い。
祈るような気持ちでポケモンの捕獲率が上がるズリの実を使用しハイパーボールを投げる。
そんなやり取りを10回以上繰り返しただろうか、先ほどまで一生懸命歩いて貯めたわずかなハイパーボールが物凄い勢いで減っていく。
しかしハイパーボールはこんなポケモンに遭遇した時に使う為の物、惜しんでいる場合では無い。
結局12回目でやっとこさゲット、支払った代償はこの1時間を考えると決して安くは無いが得た物は大きかった。
物凄く達成感を感じた私はこれにて銀座の探索を終了、その後はツボツボの巣になっている日々谷公園へと移動し、ツボツボを数体ゲットして帰宅した。
進化先も無く、能力も低いツボツボなので何体も捕獲する必要は無いのだ。
日々谷公園は以前ディグダの巣だった時に公園の詳細をレポートしているので今回は省略させて頂く。
結局この日私が回したポケストップの数は下記の通りである。
228箇所。
こうして見ると意外と少ないと感じた。
そしてこの日入手した進化アイテムは
メタルコート×1
アップグレード×1
の2個。
やはり入手率はかなり低いのだ。
とは言っても期間限定アイテムでは無いのだからいずれまた手に入るだろう。この手の物は気長に待つべきなのである。
それにしても本気の方は凄い、既に何人も金銀含めたコンプリート者がいらっしゃる。
さらには柊りおさんと言うアイドルの方が地域限定で海外でしか手に入らないポケモンを含めた現時点で手に入る全238種をコンプリートされていた。
ジョウトポケモン国内91種+海外1種
カントーポケモン国内143種+海外3種
合計238種世界コンプしました\( ˆoˆ )/?2017/3/1マイアミ3:25✨日本17:25✨応援して下さったみなさんありがとうございましたm(_ _)m??#ポケモンGO #pokemonGO pic.twitter.com/WIigOJpOXz— 柊木りお?ポケモンGO238種コンプ (@HiiragiRio) 2017年3月1日
私は国内コンプすらまだまだ先の話だが、暇を見つけてコンプリートを目指したい。
とりあえずは一体だけ捕獲に成功したヨーギラスを相棒にして歩くのが一番の先決だ。